カテゴリ:石屋道具( 24 )

遠赤ヒーター!
吹きっさらしの工場ではたいした効果はありませんが、何もないよりはマシ。
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以前は石油ストーブを使ってましたが、四六時中修理に出す羽目に…(>_<)
原因はもちろん、目詰まり
使用環境を考えたら、あたりまえですね。

ずっと昔、古き良き時代は工場内で焚き火をやってました^^;
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石材加工の必需品、業務用扇風機であります。
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真夏は背中に受け、真冬は体をかすめるように。

ホコリを排出するため、年中稼働させます。
加工作業が激減しているため、工場の隅っこで鎮座してることが多くなってしまいました(>_<)
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まぁ、そのまんまでこざいます。
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屋外での作業が殆どなので、小汚いもんです^^;

運ぶ対象物が重いのに加えて底が平らとは限らないので、かなり気を使います。
工場でパレットを移動するのとは、運転の仕方が根本的に違うかもしれません。
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すくい上げることが不可能な重さの石を移動しなければならないことがあります。
そのようなときは、石のへりを爪で浮かせながら、アクセルとハンドル操作で所定の位置に納めるということをやります。
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高さに制約がありますが、店先に展示物を設置するときなどにクレーンの代用としても活躍します。
しかも移動式<`~´>
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ノミとコベラがあります。
先っぽが尖ってるのとへら状になってるもの。
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大物を形作るときに威力を発揮します。
コヤスケでのアラバツリの後、凸凹を均す働きをしますから、併用するのがベストです。
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若い頃は、セットウを振るほうが早くハツれます。
体力が衰えるにつれ、この道具を多用するようになります。

激しい震動を筋力で補えるうちはいいのですが、やがて関節に負担がかかってきます。
削岩機を少しユルくした感じでしょうか。
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筋力との折り合いをつけながら、上手に使いこなすのも職人の腕と言えるかもしれません。
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「道具」というより「設備」ってもんですが、コレが無いと石の移動はほぼ無理です。
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”ほぼ”というのは、故障中に大きな石を移動させたことがあるからです。
工場内にフォークリフトで乗り込んで、切削機に乗せた経験があります。

ツメですくいながらバールを駆使して、切削位置の微調整までやってのけました。
非常手段ではあります。
効率悪いことこの上ないですから。
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小規模な石屋の工場だと2~3t、鉄骨の構造次第で5t吊りぐらいを設置するのが普通のようです。
上限はどこまであるのか知りませんが、大規模工場だと数10tってのもあるでしょうね。
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規定荷重の倍近くは何とか吊れるという話ですが、メーカーは保証しないし、危険も伴います。

少しぐらいのオーバーなら問題なさそうですから、車の最大積載量的なものでしょうか。

管轄するお役所の方に聞かせる話じゃありませんが(^.^)
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磨いた石の表面を傷つけることなく、適正な位置に設置するためにコンコンと叩く道具です。
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石碑の建立に活躍しますが、切削機で切り位置を合わせる場合の微調整などに、工場内でも使います。
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フェイスの損耗が進むため、ヘッド部は取り換え可能となっています。
石屋が使うのは合成ゴムのようですが、ウレタンやプラスチック製もあるようです。
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煉瓦職人など、石屋に限らず使われていることと思います。
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スリングなんて名前が付いているようですが、
「帯で吊れ」
などと指示する通り、見たまんまの呼び名が定着しています。
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何トンまであるのか知りませんが、以前紹介したクランプよりはるかに大きな重量に耐えます

平たい帯状のものはしっかりしている分、自重が重くて取り扱いが大変です。

捩じらせた数本のひもをテント材のようなしっかりした布でくるんだ形状のもの(下写真の左側)を、よく使います。
ワイヤーが仕込んであるタイプもあります。
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さらには「使い捨てスリング」(上写真の右側)なるものがあり、ロール状に巻かれた帯を適当な長さに切って両端を縛って使います。

もちろん一度使っただけで廃棄するわけではありませんが、劣化はかなり早いです。
荷重限度は1tですが、長さを調節できるし、据え付け現場で帯を回収できない場合、そのまま切って目地に塗りこむということも可能です。
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吊り上げ方としては、底を通して一巻きする他に、タスキがけや鉢巻き吊り等があります。

長尺ものは中央1点だけでは非常に不安定です。
ビル建設現場で鋼材を2点吊りしているのを見かけると思いますが、同様の吊り方をします。
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金属チェーンやワイヤーももちろん使いますが、欠けたり傷がついたりしてもかまわない粗石の場合に限ります。

粗石や製品に限らず、石を移動させるには欠かせない道具です。
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吊り上げるだけではなく、ひっくり返す場合にもスリングが活躍します。

現場はもちろん工場内において、必要不可欠な道具と言えるでしょう。
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UFOキャッチャーの要領で石をはさんで宙に浮かせ、移動する道具です。
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私が使った限りでは、5寸(約15㎝)から3尺(約91㎝)ぐらいの幅まで、いろいろ揃っています。

石に当たる部分はラバーが張ってあり、摩擦力を増してしっかりはさむと同時に、磨き材に傷がつかないようになっています。
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砂が挟まると摩擦力が落ちてズルッと滑ることがあり、それが原因で傷がついたりするので、ラバーと石を拭うことを忘れてはいけません。

磨き材の場合、水分が付着していると滑るので、少なくとも接着面は乾いた状態にしておかないと落下する危険があります。
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最大荷重は、大きさによって様々あります。
300kg、600kg、1㌧等ありますが、上部をはさんで釣り上げる構造上、あまり重いものには対応していないようです。
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見た目は小さくても、大きな石を割る道具です。
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ドリルで掘った穴に写真のような鉄製器具を差し込みます
差し込む向きを間違える(90度回転した状態)と、永久に割れません。
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穴の間隔が広すぎるとなかなか割れません。
逆に狭すぎると労力の無駄というものです。

下へ突き抜けるまで掘るのが理想ですが、対象となる石の大きさや石目によっては、半分ぐらいで済むこともあります。

石目を見間違えると、掘った穴の底から斜めに割れてしまうこともあるので、深いほうがより確実です。
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セットウ順に叩いていきます
大きな力は必要ありません。均等な力で叩くことが重要です。

少しずつの衝撃が、徐々に逃げ場を求めて、テッポウ穴の空洞へと向かいます。
楔が深く打ち込まれていくようなもので、やがて亀裂が走り、2つに割れます。
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山から切り出すとき、切削機に載らない大きさのとき、時間をかけてもいいからダイヤを節約したいとき・・・等に使います。

この原始的でシンプルな道具は、現代でも活躍の場が与えられています

※ 撮影用に、既に割れている石を使いました。
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手で持って使う電動ドリルです。
日曜大工から工事現場まで一般的に使われているものと同じで、石工用のビットを付けて使いますが、あまり小型のものは実用的ではありません。

固定式の機械に設置できない形状、大きさのものや、心棒を入れるなど隠れてしまう箇所の穴あけに必要となります。

振動が少ないタイプは縁の幅が狭い所に使えるが、穴径の大きさが限られる。
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ハンマードリルは大きな穴を速く掘れる反面、その振動で石が割れる危険性が高まる。
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それぞれの特徴をわきまえて使うことが肝要です

エアーコンプレッサを利用するタイプもあります。
主に上下動、緩やかな回転という動きをする優れものですが、要はビットの先を叩きつけて削っていくという掘り方なので、とてつもない騒音です。
穴が掘れるという意味ではドリルなんでしょうけど、もしかしたら削岩機の仲間かもしれません。
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※あいにく本体が見当たらなかったので、ビットだけ撮影してきました。ハツリ用と穴あけ用の他に、ビシャンがありました。何とも石屋らしいです。

山から原石を切り出すときは、かなり大型のエアードリルを使います
一度見学に行きましたが、大きな石の場合、約3cm径のビットで深さ1m位の矢穴を何本も掘るようです。
セリ矢を入れて加工場に運べる大きさに割っていました。
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