せり矢
2008年 06月 10日
見た目は小さくても、大きな石を割る道具です。
ドリルで掘った穴に写真のような鉄製器具を差し込みます。
差し込む向きを間違える(90度回転した状態)と、永久に割れません。
穴の間隔が広すぎるとなかなか割れません。
逆に狭すぎると労力の無駄というものです。
下へ突き抜けるまで掘るのが理想ですが、対象となる石の大きさや石目によっては、半分ぐらいで済むこともあります。
石目を見間違えると、掘った穴の底から斜めに割れてしまうこともあるので、深いほうがより確実です。
セットウで順に叩いていきます。
大きな力は必要ありません。均等な力で叩くことが重要です。
少しずつの衝撃が、徐々に逃げ場を求めて、テッポウ穴の空洞へと向かいます。
楔が深く打ち込まれていくようなもので、やがて亀裂が走り、2つに割れます。
山から切り出すとき、切削機に載らない大きさのとき、時間をかけてもいいからダイヤを節約したいとき・・・等に使います。
この原始的でシンプルな道具は、現代でも活躍の場が与えられています。
※ 撮影用に、既に割れている石を使いました。
ドリルで掘った穴に写真のような鉄製器具を差し込みます。
差し込む向きを間違える(90度回転した状態)と、永久に割れません。
穴の間隔が広すぎるとなかなか割れません。
逆に狭すぎると労力の無駄というものです。
下へ突き抜けるまで掘るのが理想ですが、対象となる石の大きさや石目によっては、半分ぐらいで済むこともあります。
石目を見間違えると、掘った穴の底から斜めに割れてしまうこともあるので、深いほうがより確実です。
セットウで順に叩いていきます。
大きな力は必要ありません。均等な力で叩くことが重要です。
少しずつの衝撃が、徐々に逃げ場を求めて、テッポウ穴の空洞へと向かいます。
楔が深く打ち込まれていくようなもので、やがて亀裂が走り、2つに割れます。
山から切り出すとき、切削機に載らない大きさのとき、時間をかけてもいいからダイヤを節約したいとき・・・等に使います。
この原始的でシンプルな道具は、現代でも活躍の場が与えられています。
※ 撮影用に、既に割れている石を使いました。
by himaru73
| 2008-06-10 21:18
| 石屋道具