石仏指南 その14

石仏指南 その13の続きです。
少しばかり肉厚の手が出来ておりました。
シビレが入って欠けるかも、などと脅したせいで慎重になりすぎたのかもしれません。
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その11で「指先が前方に出るように」と言っておいたにもかかわらず、前傾していません。
先っぽを細く、というのも不十分です。
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厚みを薄くするとともに、指が短いので長くするよう指導しました。
長すぎたら後で切ればいいんです^^
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ザックリ擦って、指の作り直し
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もう少し薄くすること、前傾すること、指の股をキリッと作ること。
という指摘の後、片方だけ直しときました

経験があったにしても、やはり薄くなる部位は慎重になります。
削ることだけに集中できないような精神状態に置かれてしまいますから…

捥げるかもしれないという恐怖感に晒されながら、キッチリと形作ることができるかどうかというのも、職人の技と言っていいでしょう。
Commented by ぼの子 at 2009-03-30 23:44 x
今はビクビク、ドキドキしながらも、熟練のセンパイから、仏像の一箇所一箇所の
美しさの法則を覚えてぜひスバラシイ職人になっていただきたいデスネ~!!
(*´∀`*)
Commented by ゆったり人 at 2009-03-31 01:51 x
こんばんは。
微妙な違いなんでしょうけど、雰囲気は大きく変わるところでしょうね。
すごく勉強になっているのではないでしょうか、技術の継承です。
完成まで楽しみです。
Commented by wecoms at 2009-03-31 09:48 x
やはり、折れたら、削りすぎたら、ひびがはいたらとか色々マイナスイメージが去来して、元に戻せないだけに、ザックリ擦ることは勇気のいることでしょう。
私なんかもきっと、びびってしまい ひまるさんに注意されないとざっくりとはできないでしょう。
がんばれ!To君
Commented by himaru73 at 2009-04-01 20:48
to ぼの子さん
”美しさの法則”とはまた、スバラシイ表現ですね!
指導する立場としては、そのような法則を伝授できることを誇りに思い、また励みになります。

大丈夫、To君は筋がいいです。
Commented by himaru73 at 2009-04-01 20:52
to ゆったり人さん
何度も言ってることかもしれませんが、”微妙な違い”の積み重ねが、完成の暁にはとてつもなく大きな違いとなって出てしまうものです。
何となく同じようにできてるからいいじゃないか、と思うようではまともなものは出来ません!

To君はその微妙な違いを発見すべく真摯に取り組んでいます。
そのひたむきさが、きっと実を結ぶことでしょう!。
Commented by himaru73 at 2009-04-01 21:02
to wecomsさん
ザックリ削る勇気を得るために、悩んだり回り道をするのが職人になるための過程なんだろうと思います。
To君はいま、まさに混乱の極みにあると思います。

勇気を得てザックリ削ることが出来、結果が出たとすれば、山頂で眺望が開けるかのようにすべてが見えているような気になります。
ところがどっこい、目配りが足りなかったり足元が見えてなかったりしますから、道を究めるのはなかなか…一生追い求めることになるような気がします。
by himaru73 | 2009-03-29 20:26 | 石屋小僧 | Comments(6)

日常の出来事あれこれ。  ときどき「石」。


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