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石仏指南 その7

石仏指南 その6の続きです。
To君が多忙につき、見本のみ先行しております。
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顔と首元、手と胸以外は完成してしまいました(屮゜Д゜)屮
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「真似せい!」と言っておいて見本が出来上がってしまったのでは、展示してある完成品と変わりません。

「石仏指南」じゃなくなってしまいますね。
しばしペースダウン(-_-)zzz
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でも大丈夫、衣のしわを仕上げるのを待っているという段階ですから。
「できました」と言った直後にざっくり削ってやる予定です。

…決して意地悪ではありません。
しわを作って初めて、見えてくる修正箇所もあるからです。
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シルエットや丸みなど、最終段階でしか分からない部分もあります。
その辺りを指摘しながら指導しようと思っています。
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by himaru73 | 2009-02-27 20:39 | 石屋小僧 | Comments(6)

石仏指南 その6

石仏指南 その5の続きです。
今回は見本のみ紹介。
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手と胸と首を除いて、前面を仕上げました。
顔も最終仕上げ一歩手前まできております。
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足元はこんな感じ。
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昨年末に衣のしわ見本を作っておきましたが、果たしてキチンと真似ることができるかどうか…

To君の努力とセンスに期待です。
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by himaru73 | 2009-02-24 16:50 | 石屋小僧 | Comments(4)

石仏指南 その5

石仏指南 その4の続きです。
自然なしわになるよう、七転八倒している様子です。
前回の指導が生かされるといいですが・・・

正面から見ると、まだまだいかり肩です。
その辺りが、硬い印象を与えるのだと思います。
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上腕部と肩のラインは、最初からはなかなかとりきれない個所ではあります。
取りすぎたら困る、という意識が働いてしまうようで…

手がまだ大きすぎます。
基本寸法は本体(今回は1尺5寸)の1割、つまり1寸5分が手の長さですが、小さい仏像の場合は小指の先端をその寸法とします。
顔の大きさ同様、本体の大きさによってバランスが変わります。
こちらも取り返しがつかない個所なので、慎重にやってるようです。

手首の太さを決めることによってすんなりと長さも決まるんですが、経験があるから言えることでして…
To君、さぞや悩んでることでしょう^^
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by himaru73 | 2009-02-21 19:37 | 石屋小僧 | Comments(8)

石仏指南 その4

石仏指南 その3の続きです。
これまで通り、向かって左側が見本です。
後ろ姿を例にちょっとけなしてみます^^;
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ど真ん中に黒っぽく残っているところがおしりのトップなんですが、そこを取り巻くしわの違いがわかるでしょうか!?
曲線の違いが少しあります。

前回述べたように「万有引力」を意識してないと、ダラッとしたアールを漫然と作ってしまうわけです。
しわの始まりから中ほどにかけてと、中央でたるみが出来るあたりでは、曲がり具合も深さも違って当然です。

そして見本のほうが細身というか、スラっとした立ち姿に見えると思います。
決して間違いというわけではありませんが、些細なことの積み重ねが見た目の美しさを左右するものです。

そしてもう一点、袈裟が右わき腹に入る位置(上部1/3あたり)が違ってるぞ、To君(-_-メ)
寸法が採れるところは出来るだけ測って、とりあえずサル真似するように言っといたのに・・・

ま、言うこと聞きすぎるようじゃこういうものは作れませんけどね^^
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by himaru73 | 2009-02-18 19:55 | 石屋小僧 | Comments(8)

石仏指南 その3

石仏指南 その2の続きです。
体の線がほぼ出ましたので、衣のしわを粗造り。
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「布」であることを念頭に、柔らかくゆったりしたイメージを持ちながら作業します。
万有引力を意識しなければ自然なしわに見えません。
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顔も粗造りしました。
目や鼻、口などパーツの位置と形は誰でもわかっていますので、それなりの見てくれにはなります。

「仏の顔」とはどんな顔?
人それぞれとしか言いようがありませんが、加工技術だけでは云々できない領域であろうと思います。
ま、その領域に入るまでに一苦労あるんですが^^;
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by himaru73 | 2009-02-15 20:57 | 石屋小僧 | Comments(8)

石仏指南 その2

石仏指南 その1の続きです。
前回同様、向かって左が見本です。

顔の粗造りと、胴体の前面を擦るところまで進みました。

腹部が最も出っ張っていなければならないのでこれ以上削らないこと、逆に裾部分をもっと削って腹から足元にかけてのなだらかな曲線を出すこと、等のアドバイスが利いたようです。
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横の曲線、つまり胴回りのふくらみが足りなかったので修整しました。

二の腕から胸にかけての膨みは、合掌をした自分の体を見下ろせば一目瞭然だろうと言うと、納得の様子。

手で隠れてしまう、腹から首元にかけての曲線も意識しなさいとアドバイス。

曲線、膨らみという言葉が多く出るように、粗造りにおいては体の線をきっちり出すことが主眼となります。

衣をまとっているのでそれに目を奪われがちですが、「人の立ち姿」を常に意識することが大事です。

顔は…あれもこれもだと混乱のもとですから、今回は触れません^^;
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by himaru73 | 2009-02-12 10:09 | 石屋小僧 | Comments(6)

石仏指南 その1

次は何を作ろう…
考えあぐねていることもあります。

山から下りてきて、工場に一人という時間が多いTo君に、仏像彫刻を伝授することにしました。
”教える“などとは、チョットおこがましい気がします。
”オレがやるとおりにやってみろ”ということですね。

見よう見まね、まったくの自己流で作ってみた、という作品を見ました。
やはり基本的なことが全く分かっていない
教わる機会がなかっただけですが。

向かって左が私の作った見本。
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違いはほとんどないように見えますが、モノ申すべき箇所は既にあります
そのままでいいところと、もっとハツらなきゃいけないところ。
そういうアドバイスを通して、少しずつ覚えていくわけです。

自由な発想でいいとはいえ、基本をわきまえることが前提となります。
最後の仕上げまで残しておく重要な墨と、形作るときの目安としての墨の違い。
その辺りから始めました。
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by himaru73 | 2009-02-09 06:31 | 石屋小僧 | Comments(8)

ヘンダ

以前紹介した「とっとろ」に蛇足として登場した、小トトロの失敗作です。
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「なんかヘンだな~」といわけで「○○ヘンダ」と名付けられました。
○○は私の苗字です^^
あれから1年半も経つというのに、当時の記事どおり郵便受けでじっとしたまんまです。

何とかOKとなった小トトロ…
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下膨れの輪郭、そして耳。
まったく違うではありませんか!
あやふやな記憶だけで作るとこうなってしまうという典型ですね。
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by himaru73 | 2009-02-06 06:40 | 作品 | Comments(6)

ペン立て+

片方に溝が彫ってあるだけの、何の変哲もないただの板。
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奥に写っている、仲が良さそうな老年カップルは関係ありません(^O^)
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ペン立ての台でありました。
溝はご覧のとおり、ホワイトボード吊り下げ用

オリジナル書斎グッズです(*^_^*)
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by himaru73 | 2009-02-03 06:59 | 作品 | Comments(8)

日常の出来事あれこれ。  ときどき「石」。


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