「ベスト・キッド」
久々に映画を楽しんだという気がします。
ググッていただくと一目瞭然なのでストーリー等の詳細は省きますが、いろいろ感じるところがありました。
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http://bd-dvd.sonypictures.jp/bestkid/
まずはジャッキー・チェン。
結構な年になってるはずなのに、カンフー・アクションは大丈夫なのか?
指導役がメインで、一応はアクション・シーンがありましたが子ども相手^^;
なるほど、年齢に応じた役どころをわきまえてます♪
そして主人公の少年に指導するシーン。
礼儀作法を教えていると思いきや、カンフーの動きの基礎的なことを叩きこんでいます。
しつこいほどそのシーンが流れてましたが、何事であれ基本があってこそ、というメッセージが伝わってきます。
ガールフレンドとの絡みもうまく描かれており、ただのつなぎかと思うデートシーンも後の布石になってました。
影絵を見に行ったのですが、ジャッキー・チェンが家族を失ったのを告白するところで効果的に使われてました。
そしてクライマックス、虐められた奴にカンフーの大会で勝利する場面では素直に感動。
準決勝でいじめっ子の仲間に負傷させられ、不利な戦いを強いられる羽目になるのですが、これはやはりお約束、逆境をはねのけて当然決勝では勝利します。
お約束の勝利に続き、いじめっ子グループが「恐れ入りました~」というのも当然の流れであります。
で、ラストシーンにおいてさらなる感動を得ました。
支えてくれた母とのお涙ちょうだいシーンがあると思いきや、試合会場から出ることなく物語は唐突に終了します。
試合後に、師であるジャッキー・チェンとの抱擁場面でストップモーション(゜o゜)
冒頭から続いてきた主人公の紆余曲折を、すべて清算するかのような…爽やかなエンディングでした。
インディージョーンズ張りのオカルトチックな場面もあり、やはりアメリカ映画ってのは…などと思ってしまいましたが、終わりよければすべて良しです。
あまり期待せずに、とりあえず録画予約しておいた作品です。
ヒマだから観てみるか、という程度に思っていてたまたま観たこの映画、のめりこんでしまいました。
儲けもの…でした)^o^(